コラム◎世界的ベストセラー『21世紀の資本』から学ぶ「格差の法則」 ●飯田泰之
プレジデント 2024.11.1号 2024.11.1
| 掲載誌 | プレジデント 2024.11.1号(2024.11.1) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3314字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (491kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56〜57頁目 |
地味な経済学の研究書−−。フランスの経済学者、トマ・ピケティが2013年に発表した『21世紀の資本』に対して、それが最初に抱いた印象でした。にもかかわらず、この著作は発表直後から話題を集め、研究書としては異例の世界的なベストセラーになったのです。なぜそれほどの注目を集めたのか、振り返ってみましょう。 1980年代から2000年代にかけて、経済学やメディアの多くは、格差という問題をやや軽視していた…
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