「料理人の父」と「思わぬ出資者」のストーリー
プレジデント　2021.12.31号　2021.12.31

この記事の情報
掲載誌	プレジデント　2021.12.31号（2021.12.31）
ページ数	2ページ　（全2283字）
形式	PDFファイル形式　（587kb）
雑誌掲載位置	76〜77頁目

コロナで職を失った料理人を救ったのは…　堂村さんが料理人という職業を志したのは、家族の笑顔がきっかけだった。　両親は幼い頃に離婚し、淡路島で農業・畜産業を営む祖父母に育てられた。１９歳のときに祖母を亡くすと、家事は「ほとんどやってこなかった」という祖父と分担することに。炊事を担当することになった堂村さんは、手探りで料理を始めた。堂村さんの作ったおかずを嬉しそうに食べる祖父の笑顔を見るうちに、料理で…