クエスチョンタイム74 三菱自動車は存続できるのか●中西孝樹
プレジデント 2016.5.30号 2016.5.30
掲載誌 | プレジデント 2016.5.30号(2016.5.30) |
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ページ数 | 2ページ (全2976字) |
形式 | PDFファイル形式 (315kb) |
雑誌掲載位置 | 10〜11頁目 |
トヨタの1割以下貧弱だった開発費 三菱自動車の燃費偽装問題に大きな驚きを隠せない。三菱自動車の二〇一五年度の総生産台数は一二〇万四八〇八台。国内シェアは約二%、世界シェアは約一%と規模は小さい。このため研究開発費はトヨタ自動車の一割以下だった。熾烈な燃費競争が繰り広げられるなかで、消費者の信頼を裏切った三菱自動車は、今後も存続できるのだろうか。 今回の燃費不正は、二つの問題に整理できる。第一の不正…
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