２０３０年「医療格差」分析、地域シミュレーション●福島安紀
プレジデント　2014.12.29号　2014.12.29

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掲載誌	プレジデント　2014.12.29号（2014.12.29）
ページ数	8ページ　（全4981字）
形式	PDFファイル形式　（3264kb）
雑誌掲載位置	36〜43頁目

　約一五年後の二〇三〇年には、現在より人口が約一〇〇〇万人減り、一億一六六二万人になると推計（一二年一月現在）される。大きく減るのは〇〜六四歳の人口で、毎年一〇〇万人、今世紀末まで減り続ける。医療の必要度が高まる七五歳以上の人口は、二五年まで年間五〇万人増加し続け、三人に一人が六五歳以上の高齢者になる。バブル期に就職した世代が定年を迎えるのもこのころだ。　二五年には年間一六〇万人が亡くなる多死社会…