日本版NSCは何の役に立つのか●青木理
プレジデント 2014.2.3号 2014.2.3
| 掲載誌 | プレジデント 2014.2.3号(2014.2.3) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3122字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (973kb) |
| 雑誌掲載位置 | 14〜15頁目 |
根本にある目論みは「戦後日本」の転換 国家安全保障会議(日本版NSC)は、何の役に立つのか。そう問われれば、こう答えるしかない。当面は大して役に立ちはしないだろう、と。 まず、ヴィジョンが明確ではない。 日本版NSCは、首相と官房長官、外務大臣、防衛大臣による「四大臣会合」が中核となり、それを補佐する機構として内閣官房に「国家安全保障担当」の首相補佐官と「国家安全保障局」を置く。分かりやすく言えば…
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