サラリーマン家庭が、私立医学部に行かせると……
プレジデントファミリー　2013.12.1号　2013.12.1

子供の進路に「無理・ダメ」とは言えないが　小学４年のときに「国境なき医師団」の活動展示会で医師を目指す気持ちが芽生え、中学３年の職場体験では病院を訪ねて抱きかかえた新生児の温もりに手が震えた。鈴木佑治くんが、ずっと心の中にあった医学の道への扉を開いたのはこのときだ。「初めて赤ちゃんを抱いて、すごいなと思った」　そして、命の尊厳や、生命現象の神秘に、研究者として向かいあうわが身をイメージするようにな…