●コラム＆エッセイ　１３８　ファミリー図書館−−いつか子は家を出るとわかっていたけれど
プレジデントファミリー　2010.8.1号　2010.8.1

この記事の情報
掲載誌	プレジデントファミリー　2010.8.1号（2010.8.1）
ページ数	2ページ　（全3356字）
形式	PDFファイル形式　（2950kb）
雑誌掲載位置	138〜139頁目

北上次郎ｊｉｒｏ　ｋｉｔａｇａｍｉきたがみじろう●１９４６年、東京都生まれ。明治大学文学部卒業。文芸評論家。本の雑誌社顧問・目黒考二、競馬評論家・藤代三郎でもある。２人の息子の父。　数年前のことになるが、就職が決まってしばらくすると、実家を出て、都心のマンションで暮らすことになった。長男の話である。　あまりに仕事が忙しく、郊外の実家に毎日帰宅するのが大変になったらしい。毎日終電で帰り、翌朝早く出て…