インサイド＆トレンド　合従連衡〜ＩＢＭとデル　１６０億ドル提携の狙い　研究開発とパソコン生産で分業
日経ソリューションビジネス　第76号　1999.5.14

この記事の情報
掲載誌	日経ソリューションビジネス　第76号（1999.5.14）
ページ数	3ページ　（全3802字）
形式	PDFファイル形式　（78kb）
雑誌掲載位置	44〜46ページ目

パソコン部品の供給を隠れ蓑にしたＩＢＭとデルの提携は，Ｗｉｎｔｅｌが支配するコンピュータ市場の転覆が狙いだ。新世代の業界標準を確立し，両社で利益を分け合う。　９９年３月４日，米ＩＢＭと米デルコンピュータの両社は，従来の商習慣から見れば“異例”とも言える発表を行った。「７年間に渡り１６０億ドル（１兆９２００億円）のパソコン部品を供給するほか，広範囲で提携する」という内容だ。　この提携発表が異例なのは…