賃上げの研究〜中小企業がブランド力を高めれば平均年収１０００万円超えが可能
日経トップリーダー　第482号　2024.11.1

この記事の情報
掲載誌	日経トップリーダー　第482号（2024.11.1）
ページ数	4ページ　（全4180字）
形式	PDFファイル形式　（602kb）
雑誌掲載位置	60〜63ページ目

第４回　前号に続いて「なぜ中小企業は１人当たり粗利益で２０００万円の壁を超えられないのか」を考える。屋上緑化などを手掛ける東邦レオ（大阪市）は、１人当たり粗利が１６００万円で頭打ちになっていたが、吉川稔社長は２０１６年の就任から８年で２０００万円超えを達成した。社員の平均年収は６３７万円。就任前から１００万円近く増えた。　改革の柱は２つ。１つは、利益率が５０％未満の仕事は原則受けないようにしたこと…