破綻の真相〜日用品輸入がコロナ禍で頓挫　事業転換急ぐも円安進行で断念
日経トップリーダー　第454号　2022.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経トップリーダー　第454号（2022.7.1）
ページ数	3ページ　（全2888字）
形式	PDFファイル形式　（1065kb）
雑誌掲載位置	56〜58ページ目

スーパーやドラッグストア、１００円ショップに日用品や衣料品を供給していた。東南アジアなどに製造を委託し輸入していたが、コロナ禍の影響で行き詰まる。再生途上で急激な円安が進行。独自商品の開発も奏功しなかった。文／秋山知子２０２２年５月２０日、東京都八王子市のアイ・フィット工業（高山勝也社長）は、東京地方裁判所から民事再生手続き廃止の決定を受け、破産手続きに移行した。アイ・フィット工業は、日用品や衣料…