大事凡事〜欠陥エアバッグ問題の裏にあるもの　タカタはなぜ経営危機に陥ったのか
日経トップリーダー　第394号　2017.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経トップリーダー　第394号（2017.7.1）
ページ数	2ページ　（全2310字）
形式	PDFファイル形式　（506kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

第１９回　欠陥エアバッグの異常破裂問題で経営が悪化していたタカタが、民事再生法の適用申請に向け最終調整に入ったという。タカタは申請後に事業を継続する新会社と、業界慣行でリコール（回収・無償修理）費用をいったん負担する自動車メーカーへの弁済などを行う旧会社に分割し、新会社は中国系の米自動車部品大手に売却する案が取りざたされている。　最終決定したわけではないが、この問題の対応を巡ってタカタが長年、迷走…