破綻の真相　加名市（インテリア用品の卸）〜地域完結型の卸モデルが崩壊　全国展開を図ったが生き残れず
日経トップリーダー　第356号　2014.5.1

この記事の情報
掲載誌	日経トップリーダー　第356号（2014.5.1）
ページ数	3ページ　（全2657字）
形式	PDFファイル形式　（728kb）
雑誌掲載位置	78〜80ページ目

加名市（かめいち）インテリア用品の卸地域完結型のビジネスモデルがバブル崩壊とともに終焉。全国で市場の開拓を図ったが、コストと品質管理の改善が進まなかった。最終的には信用不安から輸入業務ができなくなり、手詰まりになった。文／神農将史　２０１４年４月１日、インテリア用品卸の加名市（かめいち）（愛知県江南市）が名古屋地方裁判所に自己破産を申請、受理された。関係会社３社も同時に破綻し、負債総額は約３５億円…