トップリーダーの視点〜２０１３年の企業倒産動向　件数減少、「息切れ型」倒産が目立つ
日経トップリーダー　第351号　2013.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経トップリーダー　第351号（2013.12.1）
ページ数	2ページ　（全1766字）
形式	PDFファイル形式　（340kb）
雑誌掲載位置	7〜8ページ目

２０１３年の企業の倒産件数は低い水準で推移してきた。目立つのは、小企業が体力の限界に達して倒産に至るケースだ。コンプライアンス違反が倒産の引き金となる事例も相次いだ。　２０１３年の企業の倒産件数（負債総額１０００万円以上）は、１０月まで一貫して対前年比でマイナスとなるなど、バブル経済が崩壊後の過去約２０年で最低の水準で推移してきた。帝国データバンク東京支社の篠塚悟課長は「企業の倒産は落ち着いた状況…