特集　同族経営はやっぱり強い！ファミリー企業の時代〜相続で起こるトラブル「種類株」を活用して防ぐ
日経ベンチャー　第271号　2007.4.1

この記事の情報
掲載誌	日経ベンチャー　第271号（2007.4.1）
ページ数	8ページ　（全5850字）
形式	PDFファイル形式　（640kb）
雑誌掲載位置	94〜101ページ目

大量の自社株を一族で保有するファミリー企業にとって、相続に伴う株式分散は頭の痛い問題だ。経営者の支配力が低下すれば、様々なトラブルの原因になる。新会社法で可能になった「種類株」は、その有力な解決策だ。取材・文◎北方雅人　相続税率が最高５０％と高い日本では、節税対策なしの事業承継は考えにくい。株式相続時の節税法は、単純に考えれば評価額を下げるか、持ち株を減らすかの２つ。　株価を下げるのは難しいので、…