ＦＡＣＥ　　ザ・経営者　川鍋一朗　日本交通代表取締役社長〜鼻っ柱が強いエリート３代目社長が瀕死のタクシー会社の救世主となる
日経ベンチャー　第268号　2007.1.1

祖父が裸一貫で築いたタクシー会社。父の代のバブル期、不動産事業への積極展開があだとなり、経営が悪化。それまで順風満帆な人生を送ってきた３代目が入社したとき、会社は１９００億円という多額の負債を負っていたーー。取材・文◎荻島央江写真◎尾関裕士（１８ページの（１）、２０ページの（１）を除く）早朝７時、タクシー営業所。乗務員の朝礼、点呼は既に始まっていた。「どうぞ、おはようございます。日本交通の○○です…