引っ張りだこの男渋澤榮一と千百のベンチャー　第二回〜引っ張りだこの男　渋澤榮一と　千百のベンチャー　皆木和義
日経ベンチャー　第266号　2006.11.1

この記事の情報
掲載誌	日経ベンチャー　第266号（2006.11.1）
ページ数	4ページ　（全5560字）
形式	PDFファイル形式　（369kb）
雑誌掲載位置	124〜127ページ目

【前回までのあらすじ】明治２年、渋澤榮一は思いがけず、政府から大蔵省への出仕を命じられる。農家に生まれた榮一は、徳川慶喜によって幕臣に取り立てられ、欧州に渡航。資本主義に魅せられ、帰国後、慶喜のいる静岡で事業を起こしていた。最初は任官を固辞した榮一だったが、大蔵大輔たゆう、大隈重信の説得で、新政府のために働く覚悟を決めた。志士の縁　「そいぎ、今日は何事かね」　大隈が笑顔を浮かべ、佐賀弁交じりの大声…