楽土の商人−小説・松下幸之助　第十九回〜丁々発止
日経ベンチャー　第259号　2006.4.1

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掲載誌	日経ベンチャー　第259号（2006.4.1）
ページ数	4ページ　（全5658字）
形式	PDFファイル形式　（349kb）
雑誌掲載位置	118〜121ページ目

砲弾型の電池式自転車ランプをヒットさせた幸之助は、全国に代理店網を築く。ところがここで、大阪の代理店である山本商店が、地方代理店の利益を侵害しているとして、両者の間に争いが起きる。山本商店に自重を求める幸之助に対し、店主の山本武信は、逆に全国販売権を自分に譲れと迫った。文◎皆木和義　　Ｋａｚｕｙｏｓｈｉ　ＭＩＮＡＧＩ和解　幸之助の表情が急に厳しくなり、山本を透徹とうてつした視線でとらえた。徐おもむ…