お家の継承 第10話〜若き養子藩主の器量 約束を守り抜いた三河・田原藩主三宅康直
日経ベンチャー 第238号 2004.7.1
掲載誌 | 日経ベンチャー 第238号(2004.7.1) |
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ページ数 | 4ページ (全3781字) |
形式 | PDFファイル形式 (211kb) |
雑誌掲載位置 | 114〜117ページ目 |
三宅康直は、三河(愛知県)田原藩の一一代藩主である。そもそもは、三宅家の出身ではない。姫路藩主酒井忠実の六男で、酒井稲若という名だった。 一五万石の姫路藩に比べて、田原藩は一万二千石に過ぎない。大名というよりも小名と言っていい。一七歳だった稲若(康直)は、実家から莫大な持参金を持って三宅家の養子になった。この養子縁組みは、田原藩側の強い要望によるものだったが、そこには多少、込み入った事情がある。…
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