お家の継承 第四話〜能史父子の悲劇
日経ベンチャー 第232号 2004.1.1
| 掲載誌 | 日経ベンチャー 第232号（2004.1.1） |
|---|---|
| ページ数 | 4ページ （全4138字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （210kb） |
| 雑誌掲載位置 | 106〜109ページ目 |
文◎童門冬二 Ｆｕｙｕｊｉ ＤＯＨＭＯＮ画◎穂積 実 Ｍｉｎｏｒｕ ＨＯＺＵＭＩ 本多正信と正純の父子は、徳川幕府の草創期に活躍した功臣として知られている。二人とも武将というよりは吏僚で、内政や外交面での実績が目立つ。 戦国の遺風が残るこの時代、武将型の同僚からは蛇蝎のごとく嫌われたが、一方で、主君に対しては無二の忠臣であった点も共通している。特に父、正信の死に際してのエピソードは象徴的だ。 一代…
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