商人の遺伝子〜南都（奈良）商人
日経ベンチャー　第221号　2003.2.1

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掲載誌	日経ベンチャー　第221号（2003.2.1）
ページ数	4ページ　（全4109字）
形式	PDFファイル形式　（118kb）
雑誌掲載位置	108〜111ページ目

平城京が置かれ、古代から盛えた南都は、中世以降も興福寺を中心に独特の歴史を刻んだ。県民気質は世の中の変化に対して受け身。江戸時代、晒さらしを扱い活躍した商人も出たが、時代の変化への対応が鈍かったため、幕末以降、優位を失い市場から消えていった。与えられつづけた人々　奈良県はよくも悪くも、日本の近・現代史から、すっぽり一県そのまま、抜け落ちてしまったような印象が強い。　換言すれば、明治以来の日本が持ち…