特集〜親会社の倒産で窮地に　急速に広まる経営危機説の恐ろしさを実感
日経ベンチャー　第203号　2001.8.1

この記事の情報
掲載誌	日経ベンチャー　第203号（2001.8.1）
ページ数	3ページ　（全4293字）
形式	PDFファイル形式　（105kb）
雑誌掲載位置	23〜25ページ目

一九八〇年代初頭、乳幼児向け玩具の製造販売で急成長していたピープル。創業四年目の八六年、“親会社”の倒産で経営危機説が一気に広がった。事実上の創業者、桐渕真一郎氏に「倒産の危機」の実相を振り返ってもらった。　ピープルが倒産寸前にまで追い込まれた一九八六年夏の記憶はいまでも鮮明だ。きっかけは、ピープルの株式を約一二％保有していた筆記具メーカーのオートが、八六年五月二三日に会社更生法の適用を申請したこ…