景気〜急務となる「デフレ」対応　商工中金調査部−−東　彰啓
日経ベンチャー　第200号　2001.5.1

この記事の情報
掲載誌	日経ベンチャー　第200号（2001.5.1）
ページ数	1ページ　（全1070字）
形式	PDFファイル形式　（62kb）
雑誌掲載位置	15ページ目

　これまで緩やかな回復基調が続いてきた日本経済だが、二〇〇一年三月期末の日経平均株価が一万三〇〇〇円を割り込むなど、このところ景気の後退懸念が強まっている。　商工中金が取引先八〇〇社を対象に毎月実施している「中小企業月次景況観測」によると、中小企業の景況感を示す景況判断指数はこの三月で六カ月連続の下落となった。　昨年九月に四九・八と、景況感の「好転」「悪化」の分岐点である五〇近くまで持ち直したもの…