景気〜倒れてわかる過大債務　経済評論家−−神崎倫一
日経ベンチャー　第197号　2001.2.1

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掲載誌	日経ベンチャー　第197号（2001.2.1）
ページ数	1ページ　（全1086字）
形式	PDFファイル形式　（58kb）
雑誌掲載位置	13ページ目

　政府の楽観的な発表にもかかわらず、景況に明るさが見えないのは企業倒産が件数、金額ともに増え続けているからであろう。これがどこかで「打ち止め」にならない限り、状況はあまり変わりそうにない。　今回の不況局面で発生した倒産の特徴は、負債額が分不相応に大きい企業が多いことである。これは銀行にも責任がある。バブル発生以前は、「ここまで貸していい」という暗黙の基準がまがりなりにもあった。　最も厳しいのは資本…