会社が潰れる時〜「社長業より公職優先」が命取り 頼みの綱の弟が急死、華やかな舞台から転げ落ちた呉服業界の重鎮
日経ベンチャー 第190号 2000.7.1
掲載誌 | 日経ベンチャー 第190号(2000.7.1) |
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ページ数 | 3ページ (全3966字) |
形式 | PDFファイル形式 (67kb) |
雑誌掲載位置 | 74〜76ページ目 |
信用調査マンが会社の危険度をチェックするマニュアルには、「経営者の公職の数」という項目がある。公職が多ければ、それだけ経営がおろそかになり、倒産の確率が高くなるという考えからだ。業界のリーダー的存在だった京都の呉服販売会社は、その条件にぴたりと当てはまっており、案の定、あっけなく潰れてしまった。 「鱧はもがうまいな。これぞ祇園の味や」 一九九八年八月のある日、柏木久彦は愛してやまない京料理を前に、…
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