会社が潰れる時〜露骨な「おとり商法」が命取り　業績回復を焦り、猛反発を浴びた呉服業界の風雲児
日経ベンチャー　第179号　1999.8.1

この記事の情報
掲載誌	日経ベンチャー　第179号（1999.8.1）
ページ数	3ページ　（全3963字）
形式	PDFファイル形式　（66kb）
雑誌掲載位置	72〜74ページ目

古い商慣習や役所の規制に反旗を翻す起業家は、常に多くの敵を抱える。エネルギッシュに事業を展開していく中で、少しでも隙を見せれば、相手はそこを徹底的に突いてくる。裸一貫から「業界の革命児」にのし上がった呉服販売会社の社長は、業績立て直しを焦り、違法性の高い「おとり商法」に手を出して、敵対勢力の総攻撃を浴びた。　一九九七年一月三日。福岡市にある呉服販売会社「よかもん」の本社では、恒例の新年会が開かれた…