一念発起　鈴木誠一　エステー化学名誉会長〜貫き通したトップメーカーへの志
日経ベンチャー　第178号　1999.7.1

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掲載誌	日経ベンチャー　第178号（1999.7.1）
ページ数	1ページ　（全986字）
形式	PDFファイル形式　（118kb）
雑誌掲載位置	3ページ目

　私は三〇年前から「トップシェア商品をつくること」を経営目標に掲げてきた。一九六九年の米国視察で、一位とそれ以下との違いを強く実感したからだ。　当時、米国では、小売りの新業態としてコンビニエンスストアが台頭していた。現地で店をのぞくと、食品から雑貨まで幅広い品ぞろえの中で、それぞれのトップシェア商品だけを扱っている。これを見て、「下位メーカーに甘んじていれば、いずれ店頭から弾き出される時代が来る」…