言語の歌を聴け〜見てて下さい、紫のバラの人！　この数値の奇妙な世界を
日経ソフトウェア　第250号　2017.6.1

この記事の情報
掲載誌	日経ソフトウェア　第250号（2017.6.1）
ページ数	2ページ　（全3141字）
形式	PDFファイル形式　（551kb）
雑誌掲載位置	118〜119ページ目

第４回　ｋｉｋａｉｎｅｋｏ真澄です。紫のバラって実在するんですね。今回の舞台は数値の処理です。コンピュータにとって数値を扱うことは基本中の基本ですよね。ところがこの舞台の面白いところは、基本中の基本である数値の扱い方なのに単純ではないことです。正確に表現できない　コンピュータでは正確に表現できない数値がたくさんあります。例えば、「１／６」です。数学的に考えれば、１／６を６回足せば「１」になるはずで…