マルウエア徹底解剖〜切迫するディープフェイクの脅威
日経NETWORK　第289号　2024.5.1

この記事の情報
掲載誌	日経NETWORK　第289号（2024.5.1）
ページ数	5ページ　（全5534字）
形式	PDFファイル形式　（628kb）
雑誌掲載位置	74〜78ページ目

第５３回三井物産セキュアディレクション上級マルウェア解析技術者吉川　孝志　生成ＡＩ（Ａｒｔｉｆｉｃｉａｌ　Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｃｅ、人工知能）がブームになって以降、大規模言語モデル（ＬＬＭ：Ｌａｒｇｅ　Ｌａｎｇｕａｇｅ　Ｍｏｄｅｌｓ）＊１と共に飛躍的に拡大してきた脅威が「ディープフェイク＊２」だ。生成ＡＩなどを用いて人物の顔や声を合成し、本人のような偽のデータを作り出す技術である。　当初は悪質ない…