特集１ ２０２４年こそ「脱パスワード」〜安全を担保するパスキー認証の仕組みを理解する
日経NETWORK 第286号 2024.2.1
| 掲載誌 | 日経NETWORK 第286号（2024.2.1） |
|---|---|
| ページ数 | 6ページ （全6411字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （1068kb） |
| 雑誌掲載位置 | 28〜33ページ目 |
Ｐａｒｔ２技術 パート２では、パスキー認証がどのような技術を使って成立しているのかを解説していく。基盤となるのは公開鍵暗号 まずは基盤となる技術から解説しよう。パスキー認証は利用者の端末とサーバーの間で、公開鍵暗号の技術を使って認証結果の正当性を検証する。 公開鍵暗号とは、公開鍵と秘密鍵という２本の異なる鍵を使い、データを安全に送る技術である（図２−１）。公開鍵で暗号化した情報は、暗号化に使った公…
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