マルウエア徹底解剖〜「ＣＦＦ」でマルウエア解析を妨害
日経NETWORK　第267号　2022.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経NETWORK　第267号（2022.7.1）
ページ数	4ページ　（全3702字）
形式	PDFファイル形式　（1077kb）
雑誌掲載位置	64〜67ページ目

第３２回三井物産セキュアディレクション上級マルウェア解析技術者吉川（よしかわ　）　孝志（たかし）　マルウエアを解析する際、基本的に入手できるのはコンパイルされた後のバイナリーファイルだけである。そこで解析者は、解析ツールを使ってコードを逆アセンブルしてプログラムの処理の流れ（制御フロー）を調べたり、逆コンパイルしてソースコードの復元を試みたりする。逆に攻撃者は、解析を妨げるために様々な難読化▼を施…