西岡幸一の産業俯瞰〜淘汰すべき企業の延命は非合理
日経マイクロデバイス　第211号　2003.1.1

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掲載誌	日経マイクロデバイス　第211号（2003.1.1）
ページ数	1ページ　（全1658字）
形式	PDFファイル形式　（65kb）
雑誌掲載位置	162ページ目

　「木の葉が沈んで鉄が浮く」。こんなことは本来あってはあらない。自然の摂理に反することだ。ところが産業界を見ていると，時々こんな摩訶不思議なことが起こる。最近の極端な例は建設業界である。かっ歩するゾンビ企業　２００２年度中間期の決算発表も終わり，各社とも２００２年度通期の見通しを発表しているが，大手ゼネコンは軒並み減収減益の見込みである。最大手の鹿島は売上高が実に１０％も減り１兆８６００億円。経常…