事故は語る〜洗濯乾燥機のリード線が劣化　機能の複合化で新リスク
日経ものづくり　第682号　2011.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経ものづくり　第682号（2011.7.1）
ページ数	3ページ　（全3658字）
形式	PDFファイル形式　（1396kb）
雑誌掲載位置	89〜91ページ目

省スペースや多機能といったユーザーニーズに対応するため、従来は別々の製品として提供していた機能を１つの製品の中に統合することがある。その典型が、洗濯機能と乾燥機能を１つの製品の中に盛り込んだ洗濯乾燥機だ。洗濯乾燥機で起きた、ある事故の原因を分析してみると、洗濯機や乾燥機それぞれでは発生しないことが分かった。　２００８年４月、東芝ホームアプライアンスが洗濯乾燥機の無償点検・修理を実施するというリコー…