速報〜物性も成形性も高いＰＬＡ系バイオプラ　コストの壁はリサイクルで越える
日経ものづくり　第663号　2009.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経ものづくり　第663号（2009.12.1）
ページ数	1ページ　（全1475字）
形式	PDFファイル形式　（253kb）
雑誌掲載位置	21ページ目

ＮＥＣは，難燃性が高いバイオマス・プラスチック（バイオプラ）を開発，新材料を用いた企業向けパソコンを２０１０年に発売する（図）。新材料の特徴は，植物由来成分の比率（植物度）が比較的高めであるにもかかわらず，量産品に適用可能な難燃性や成形性を実現したこと。さらに，材料の再利用（マテリアル・リサイクル）を前提とし，価格面でも採用しやすくした。　新材料は，植物由来のプラスチックであるポリ乳酸（ＰＬＡ）を…