特集 匠からのメッセージ〜自分なりに工夫する。その余地は必ずあります
日経ものづくり 第651号 2008.12.1
| 掲載誌 | 日経ものづくり 第651号（2008.12.1） |
|---|---|
| ページ数 | 3ページ （全3622字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （1153kb） |
| 雑誌掲載位置 | 49〜51ページ目 |
匠辻 賢一 氏金網細工を手編みで作る職人は，京都で多く育ってきた＊１。その京都で工房「金網つじ」を構えるのが辻賢一だ。こうした工房は「終戦直後には京都に３０軒くらいあったが，今では５軒ほど」になってしまったという。機械編みの金網や板金・プラスチック製品の増加，職人の高齢化，１０年ほど前から市場に入ってきた中国製の手編み製品などが，技の継承を圧迫している。 それでも辻は，手編みから手を引く気は全くな…
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