詳報〜小さく，深く──穴開け加工の最前線工具や装置，使いこなしが進化
日経ものづくり　第637号　2007.10.1

この記事の情報
掲載誌	日経ものづくり　第637号（2007.10.1）
ページ数	4ページ　（全5761字）
形式	PDFファイル形式　（1490kb）
雑誌掲載位置	36〜39ページ目

直径３μｍの微小穴，直径の１００倍という深い穴─より小さく，よりアスペクト比（加工深さ／加工径＝Ｌ／Ｄ）の高い穴開けを可能とする技術の開発が進んでいる（図１）。ドリルによる切削加工だけでなく，ブラスト加工やレーザ加工などでも，そうした取り組みが見られる。同技術の進化の背後には，工具や装置の改良に加えて，使いこなしの工夫がある。「Ｌ／Ｄ＝１００」を切削で実現　切削加工の分野で深さを追求したのが，日立…