特集　温故知新〜美しさと三千万回の耐久性を両立　キーボードに使える実力を立証
日経ものづくり　第628号　2007.1.1

この記事の情報
掲載誌	日経ものづくり　第628号（2007.1.1）
ページ数	2ページ　（全2380字）
形式	PDFファイル形式　（524kb）
雑誌掲載位置	68〜69ページ目

　「輪島塗の本質的な良さは丈夫であること。だからこそ，日常的に使うものに適している」。こう語るのは，輪島塗を手がける大徹漆器工房（以下，大徹）の漆頭，八井汎親氏だ。　時代とともに生活習慣が変われば，日常的に使うものも変わってくる。例えば，パソコンが普及した現在ではキーボードも「日常的に使うもの」である。特にキートップは毎日手に触れる部分だ。「耐久性に加えて抗菌性もある漆塗りが生かせると考えた」（同…