特報　インクカートリッジ訴訟〜特許重視し開発の努力に報いる　消費者とリサイクルには冷や水
日経ものづくり　第619号　2006.4.1

この記事の情報
掲載誌	日経ものづくり　第619号（2006.4.1）
ページ数	3ページ　（全5334字）
形式	PDFファイル形式　（396kb）
雑誌掲載位置	100〜102ページ目

　インクカートリッジをめぐって，キヤノンとリサイクル・アシスト（本社東京）が争う「インクカートリッジ訴訟」が，製造業とリサイクル業者，知的財産関係者の注目の的だ（図１）。　空になったインクカートリッジに再びインクを充填した製品（再充填てん品）を，リサイクル・アシストが中国から輸入して日本で販売。この行為をキヤノンが特許侵害であると主張し，リサイクル・アシストが反論。裁判所の判断を仰ぐこととなった＊…