特報　ソニーは復活するか〜デジタル家電の収穫期はあと３年　リソースの絞り込みで滑り込めるか
日経ものづくり　第615号　2005.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経ものづくり　第615号（2005.12.1）
ページ数	7ページ　（全9940字）
形式	PDFファイル形式　（1044kb）
雑誌掲載位置	99〜105ページ目

　確率の低い大ヒット頼みのリバイバルプラン─。これが，アナリストの視点から総括したソニーの新しい経営方針に対する評価だ。　この状況を大和総研企業調査第二部シニアアナリストの三浦和晴氏はこう語る。「ヒット商品の誕生が，結果として業績を救うのであれば構わない。だが，初めからヒット商品を期待するビジネスはリスキーだ」。　偶然の産物であるヒット商品を期待するのではなく，現在の各事業の特性を見ながら全体を強…