特集　材料が「旬」〜破損のメカニズムを解明し　肌焼鋼の寿命を１０倍超に
日経ものづくり　第603号　2004.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経ものづくり　第603号（2004.12.1）
ページ数	1ページ　（全1265字）
形式	PDFファイル形式　（167kb）
雑誌掲載位置	65ページ目

　「クルマの足回り部品の場合，形状が複雑なため応力解析をきちんと実施すれば設計で逃げられる要素がある。しかしパワートレーン系の部品の場合には，そうした要素が少ない。それ故，性能を上げ付加価値を高めるには材料で勝負するしかない」（日本精工）。　日本精工が手掛けるパワートレーン系の部品の一つに，２００４年６月に開発したベルトＣＶＴ（無段変速機）用の軸受「ベルトップ軸受」がある。ベルトＣＶＴは，金属製の…