データサイエンティストと対話するための分析術入門〜標準偏差と正規分布　在庫の最適化に使ってみる
日経情報ストラテジー　第263号　2014.3.1

この記事の情報
掲載誌	日経情報ストラテジー　第263号（2014.3.1）
ページ数	4ページ　（全3542字）
形式	PDFファイル形式　（877kb）
雑誌掲載位置	72〜75ページ目

第３回ＩＴＲ　アソシエート・リサーチ・フェロー／平井　明夫　今回のテーマは、標準偏差と正規分布だ。標準偏差と正規分布は、データの分布（ばらつき具合）を調べ、それを標準化することで、ある現象が発生する確率を計算する分析手法である。最初に標準偏差を利用してデータの散らばり具合を把握する。そして標準偏差と標準正規分布を使って、在庫を最適化するための発注のタイミング（発注点）を算出してみよう。分散と標準偏…