新刊ウオッチ　書評〜Ｌｉｎｕｘはいかにしてビジネスになったか　−−コミュニティ・アライアンス戦略
日経情報ストラテジー　第105号　2001.1.1

この記事の情報
掲載誌	日経情報ストラテジー　第105号（2001.1.1）
ページ数	1ページ　（全455字）
形式	PDFファイル形式　（45kb）
雑誌掲載位置	387ページ目

　急速に普及するＯＳ（基本ソフト）のＬｉｎｕｘ（リナックス）は、インターネット上の仮想コミュニティに各国の開発者が集まり、無償で改善策を提供し合うなかから生まれた。　本書は、そのＬｉｎｕｘが進化する過程を分析したもの。とりわけ、米レッドハットなどのＬｉｎｕｘを販売する企業とコミュニティの関係から、営利企業は無償の活動体であるコミュニティとどうかかわるべきかを示す。　著者たちによれば、コミュニティか…