コンサルタント工藤高の病院経営最前線〜全床を地ケア病床に転換すれば年４０００万円の純益増　最大の障壁は「急性期至上主義」の院長だった…
日経ヘルスケア　第383号　2021.9.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第383号（2021.9.1）
ページ数	2ページ　（全2837字）
形式	PDFファイル形式　（546kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

　筆者のクライアントのＡ病院は許可病床９０床台で、２０２０年１月に２つの全病棟について地域包括ケア病棟入院料１を届け出た。消化器内科と整形外科が強みで、脊椎や椎間板ヘルニアなどの全身麻酔手術を年１００件弱、消化器内視鏡手術は３００件ほど実施している。　事務部長は、「２０２０年度診療報酬改定と同様に来年の改定でも地域包括ケア病棟入院料は、『自院の院内転棟割合』と『自宅等からの直接入棟割合』が見直しの…