Ｒｅｐｏｒｔ〜大震災から１０年、進化した沿岸部医療
日経ヘルスケア　第378号　2021.4.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第378号（2021.4.1）
ページ数	4ページ　（全5360字）
形式	PDFファイル形式　（1687kb）
雑誌掲載位置	68〜71ページ目

東日本大震災では、様々な医療支援チームが被災地に入った。そんな中、従来の医療提供体制を一気に“進化”させた支援もあった。それは、宮城県気仙沼市など沿岸部の幾つかの町で展開された「在宅医療」だ。地域医療に変革をもたらした気仙沼巡回療養支援隊の活動とその影響を振り返る。　２０１１年３月に発生した東日本大震災は、高齢化が進んだ東北沿岸部を襲い、病院や介護施設など入院・入所施設主体だった日本の医療提供体制…