病医院トラブル１１０番日記〜認知症患者から寄せられる毎日３０件の電話相談　機能低下を見極め多職種で連携して対応を
日経ヘルスケア　第362号　2019.12.1

「なにわのトラブルバスター」─。本職の傍ら、病医院を経営する院長らの悩みを聞いているうちに、誰からともなくこう呼ばれるようになった。診療上の問題からプライベートなことまで、相談内容は様々。今回は、「認知機能が低下している患者から毎日３０回、電話相談が寄せられる」と、病院の事務長から対処法を尋ねる電話がかかってきた。　認知機能の低下を抱えた患者の増加に伴い、その対応に難渋する医療機関が増えつつある。…