コンサルタント工藤高の病院経営最前線〜地域医療構想調整会議は何のため？　犬猿の仲の院長同士が対立し機能不全に
日経ヘルスケア　第354号　2019.4.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第354号（2019.4.1）
ページ数	2ページ　（全2556字）
形式	PDFファイル形式　（756kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

　人口２８万人のＹ二次医療圏。少子高齢化だけでなく人口減少が既に進み、２０４５年の人口は現在の３割減の２０万人になると予想されている。こうした医療圏の特徴は、まず急性期医療の需要からピークアウトすることだ。　翻ってＹ医療圏を見ると、地域の急性期医療を中心的に担う病院が二つある。一つは、三次救急を展開する６００床の公立Ａ病院。もう一つは、急性期病棟を中心に地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病…