コンサルタント工藤高の病院経営最前線〜医療区分見直しで年７００万円の減収危機　療養病床の一部を地包ケア病床に転換へ
日経ヘルスケア　第322号　2016.8.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第322号（2016.8.1）
ページ数	2ページ　（全2723字）
形式	PDFファイル形式　（421kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

　許可病床９９床のＡ病院は、５０床について療養病棟入院基本料１を届け出ており、在宅復帰機能強化加算も算定している。残り４９床は回復期リハビリテーション病棟入院料２の算定病床だ。そんな同院のＡ院長（理事長兼任）から、「医療療養病棟の一部病室を地域包括ケア病床に転換したい」との相談があった。酸素療法の区分見直しが痛手に　Ａ病院のように在宅復帰機能強化加算を算定する療養病棟は、７対１入院基本料を届け出る…