コンサルタント工藤高の病院経営最前線〜看護必要度の新基準にわずかに達せず　待ったなし！　病床のダウンサイジング
日経ヘルスケア　第320号　2016.6.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第320号（2016.6.1）
ページ数	2ページ　（全2652字）
形式	PDFファイル形式　（380kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

　今年５月、クライアントのＡ病院の看護部長から「重症度、医療・看護必要度」（以下、看護必要度）に関してこんなメールが来た。「今年４月の診療報酬請求分について看護必要度を試算したら、該当患者割合は２４．２％で、１０月からの新基準『２５％以上』に達しません。７対１病床を維持できるのでしょうか」─。　許可病床２２０床の同院は全床で７対１一般病棟入院基本料を算定しており、５病棟ともＤＰＣ／ＰＤＰＳ（診断群…