コンサルタント工藤高の病院経営最前線〜際どい！　療養病棟患者の重度要件クリア　看護部長が入院基本料１の算定を尻込み
日経ヘルスケア　第310号　2015.8.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第310号（2015.8.1）
ページ数	2ページ　（全2228字）
形式	PDFファイル形式　（264kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

　筆者のクライアントで、地方都市にあるＡ病院。１０対１一般病床４４床、医療療養病床５５床の計９９床のケアミックス型病院だ。コンサルティング契約をした今年３月には、療養病床は療養病棟入院基本料２（療養２、２５対１看護配置）の届け出だった。院長は療養病棟入院基本料１（療養１）へのアップを望んでいた。同院では医療区分２・３の入院患者が徐々に増えていたため、療養１の要件である２０対１看護配置へ既に移行して…