コンサルタント工藤高の病院経営最前線〜過去の栄光を引きずる外科系院長　１５対１なのに「高度急性期」で機能報告！？
日経ヘルスケア　第308号　2015.6.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第308号（2015.6.1）
ページ数	2ページ　（全2677字）
形式	PDFファイル形式　（285kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

　「院長が全９９床を『高度急性期』で届けようとしているんです！　やめるよう説得できませんか」。昨年の１０月中旬、知人であるＡ病院の看護部長が血相を変えて筆者にこう相談してきた。病床を持つ医療機関に現状と今後の医療機能の届け出を義務づける病床機能報告制度が導入された直後のことだった。　各都道府県が２０２５年に目指すべき医療提供体制を原則、二次医療圏ごとに策定する地域医療構想（ビジョン）において、病棟…