コンサルタント小濱道博の介護経営を斬る！〜「利用者数」至上主義で組織が疲弊　異業種参入から５年で廃業に
日経ヘルスケア　第300号　2014.10.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第300号（2014.10.1）
ページ数	2ページ　（全2960字）
形式	PDFファイル形式　（302kb）
雑誌掲載位置	17〜18ページ目

　訪問介護や通所介護事業所は今、コンビニエンスストアの店舗数と比較されるほどの飽和状態だ（１８ページ図１）。新規参入やＭ＆Ａが進む中、事業者の入れ替わりが激しく、経営方針を誤れば廃業も珍しくない。今回は、順風満帆にスタートしたはずのある訪問介護事業所が、紆余曲折の末に廃業に至った経緯を紹介する。　そのＡ社は、不動産業を本業とする会社だ。将来の事業の先細りを見据え、経営の柱をもう一本持つことを検討し…